2009年02月20日

認知症の勉強会に絵本教室

私の住んでいる市で行なわれている、小学校や中学校での認知症勉強会を紹介しますね。

介護施設との交流や、絵本を使っての勉強会、体験授業などが行なわれています。

中でも、絵本を使っての勉強ですが、「いつだって心は生きているー大切なものを見つけよう」という、認知症の人を書いた絵本での勉強です。

認知症はどのような病気か・認知症の人に私達ができることは何か・どのような接し方をすると良いかなど、絵本を通して勉強します。

この絵本は、実際に認知症という病気になった本人や家族が体験したこと、お孫さんが感じたことなどを書いてある絵本です。

おじいちゃんが家からいなくなって、靴も履かずに外を歩いているのが、認知症の病気で「徘徊」ということを知ったお孫さんですが、おじいちゃんは「冒険をしている」のがピッタリだと思う。そんな気持ち等が書かれています。

この絵本の中には、認知症の病気のことと、家族や周りの人たちがどのように接したら良いのかを、小学生や中学生にも判り易く書かれているのです。

絵本も子供と大人が集まって、みんなで作った絵本です。
「いつだって心は生きているー大切なものを見つけよう」この絵本に書かれている絵は、地域の小学生や、ご家族が書かれた絵が、沢山掲載されています。

認知症についての理解をすることで、「認知症になっても安心して暮らせる地域づくり」を目指しています。






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2009年02月14日

今年の畑は・・・

今日は春一番の話題もあり、もう春が近くにいるようで、何となく嬉しくなりますね。

グループホームの畑では、今、ほうれん草・大根・春菊・赤カブなどを収穫しています。

お店に行くといろいろな野菜が売ってあり、季節感も、いつに収穫できる野菜なのか、認知症で無い人もよく分からないのが現状です。

でも、畑で野菜を収穫すると、その季節でしか味わえない味や香りを満喫できます。

入居者さんの家族が来られた際にも、野菜を一緒に収穫してお土産に持って帰ってもらうこともあります。

認知症の病気には、自然の土や風とのふれあいもとっても良い時間になり、とても穏やかな表情に成られます。

野菜の名前を言っても、つながらない入居者の方も、畑に行って野菜を見ると、「お味噌汁に入れたら美味しいよ」とか、「おひたしにしたらいいね」など、自然に話題が出ます。

野菜をあまり好まれない方も、畑で一緒に収穫した野菜だとお話しすると、嬉しそうに食べて下さり、私も幸せな気持ちになります。

今は野菜で緑の畑も、もう少し暖かくなると、畑の周りに赤や黄色と、色とりどりの花が咲き始め、畑に行く楽しみも増えてきます。





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2009年02月06日

節分の豆まき・恵方巻きも作りました!

2月になって、ちょっと暖かい日が続いています。

節分には、みんなで豆まきをしました。
鬼は、男性スタッフがお面をかぶって大奮闘!

入居者の皆さんはそれぞれに、「福は内・鬼は外」と豆まきをされましたが、中には、「まくより食べた方が美味しいね」という方も…

豆まきの後は、恵方巻きを食べて大満足です。

認知症にかかわらず、お年寄りの方は、巻き寿司を食べるのは危険がいっぱいです。
まず、海苔を噛み切る力がありません。また、海苔がノドの奥に張り付いて窒息という大変な事態が起こる可能性があるのです。

いつもは薄焼き卵等を海苔の代わりに使ったりしていましたが、今年は刻み海苔で巻いてみました。
最初は、ラップやクッキングシートを使って、巻き寿司の形を作り、刻み海苔をまわりにつけました。

出来上がってみたら、ちょっとオシャレな巻き寿司で、とっても美味しそうです。

入居者の皆さんにも手伝ってもらって、というより、入居者の皆さんの方が、巻き寿司は大ベテランでした^^

とっても評判よく、美味しい、美味しいと食べて下さり、楽しい一日を過ごすことが出来ました。

実は、一月の終わりには、地域の行事で巻き寿司大会があり、37メートルの巻き寿司が出来ました。

昨年はみんなで参加し、巻き寿司をもらって帰りましたが、今年は、風邪をひいている方も多く、巻き寿司大会の参加が出来ずに残念に思ってました。

でも、今日の恵方巻きで、その残念さも合わせて解消されたようで、スタッフも大安心しました。

グループホームの入居者は認知症の方ですので、今日が何月何日、季節がいつというのも、分からなくなっていらっしゃる方も、多いのです。

冬でも暖房が入って暖かいのに、肌に感じる暖かさで、「もうすぐ夏が来る」と思っていらっしゃる方もいます。雨が降ると、「梅雨になったねー」と言われます。

ですから、このような季節の行事は大切です。節分や豆まきを行なったり、「鬼は外・福は内」という言葉などで、昔のことや季節を思い出されたり、懐かしい気持ちになられます。

これからも、一つ一つのかかわりを大切にして、毎日を過ごしていきたいと思います。
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2009年02月04日

赤ちゃんへの接し方!?

今日は、高齢者の脳の話ではなく、赤ちゃんの脳の話ですが、ネットでニュースをみていたら、こんな話題がありました。

それは、「生後5ヵ月の赤ちゃんは人の顔を正面からは顔と認識しても、横顔では認識できないことがわかった」と言う内容でした。

中央大と自然科学研究機構生理学研究所の共同研究でわかったのだそうですが、5ヶ月児と8ヶ月児の20人に、知らない女性の正面と横顔の画像を、それぞれ5秒間見せた時の脳の活動を計測したそうです。

そしたら、どちらも正面の顔では、顔の認識に重要な右脳側頭部の活動が高まったそうですが、横顔では、5ヶ月児は変化がなくて、8ヶ月児では右脳側頭部の活動が高まったそうです。

中央大の研究員の方の話では、
「特に月齢の低い赤ちゃんには、目と目を合わせて接することが大事だ」ということでした。

こうやってニュースを見ると、目と目を合わせて接すると言う事が特別の様な感覚を受けますが、実際、会話をする時には、私達も目と目を合わせて話をしますよね(^^)

よそを向いて話をされると、ちょっと寂しくなります・・・

話題はそれますが、

話や声掛けについてですが、認知症の方は、後ろから声掛けしたり、話しかけようと肩をたたいたりすると、ビックリされます。

認知症という病気のために、どこから声がしたのか分かられなかったり、人の声だと認識されない事もあるためです。

認知症でなくても、後ろから突然声がしたり、肩をたたかれたらビックリしますよねー

ですから、きちんと前に行って笑顔で話しかけるのは、やっぱり当たり前だと思います。

こうやって考えると、特別だと思っていたことが、実は普通の事なんだという事が沢山あります。認知症の症状だと思ってたことも・・・

自分に置き換えて考えてみると良くわかり、反省の多い毎日です。







 
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2009年01月20日

餅の丸め方と脳リハビリ

あっという間に一月も半ばを過ぎてしまいましたが、ちょっと残念なことがありました。

みんなで搗いた鏡餅ですが、11日の鏡開きの日にはちょっとカビていました。

玄関に飾っていたのですが、暖房が入っているのでいつも暖かく、重なっているところがすぐにカビがついたようです。

今でも時々餅つきの話やお正月の話題が出ますが、一番は餅のちぎり方や丸め方が難しかったというのが多く出ました。

搗きたての熱いうちに、餅とりこをちょっとつけて、端から餅の大きさに合わせてちぎるのですが、親指と人差し指でギュッと握り締めて切っていきます。

熱いのと力が足りないので、なかなか上手くちぎれずに、伸びてついてきます。入居者の方が、笑いながら、「こうするとよ」とちぎって下さいました。

それは、丸めなくてもいいくらいの、綺麗な丸い形になっていました。

みんなは、ちぎってもらった餅を手の中でクルクルとまるめては、「今食べたいね」なんて言っていました。

餡餅は、餡を餅で包みながらちぎります。なかなか出来る人が少なくて、やっぱり入居者の方や、老人クラブの方々の出番でした。

そんな、皆さんの大活躍を、餅つき大会の写真を見ながら話をています。

まだまだ、季節の行事は、私をはじめ皆さんも脳リハビリになっています。
タグ:餅 
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2009年01月07日

お正月になりました

早いもので、お正月から6日も過ぎてしまいました。

暮れからおせち作りをしようと、黒豆やがめ煮、紅白なます・キンカン煮と、出来ることから始めました。

大晦日の31日は、午後からおせちの材料も徐々に割引になるため、少しでも予算を浮かそうと、安売りが始まった頃に買い物に行きました。

職場では、入居者の皆さんとお正月の話題をして、新年を祝う気持ちを思い出してもらいます。

みんなでお正月の準備をすることもですが、話をするだけでも脳リハビリになります。

楽しい話題や、昔を懐かしんだり優しい気持ちを持つことは、脳の活性化にもつながり、私達の知らないお正月の話や歌も出てきます。

雑煮の作り方も、材料やだしのとり方など、突然の話では何も考え付かない事でも、お正月の話題から雑煮の話題へと自然とつながっていくと、それぞれの家や地域の雑煮の材料など思い出されて、さらに、お正月を迎える気持ちが高まっていかれます。

お正月の朝からはお屠蘇を飲んで、一年の始まりを祝いました。
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2008年12月29日

餅つき大会大盛況

前回のブログで、以前の餅つき大会の様子を紹介していましたが、今年の餅つき大会が昨日無事に終わりました。

朝からとてもいい天気に恵まれ、日中風も無く暖かい一日でとても安心しました。

餅つき大会は、グループホームのデッキ側と畑の間に、少し広い場所がありますので、そこに臼・テーブル・椅子を持ってきて、かまどは畑の横に作って、火や湯気で危なくないように気をつけました。

冷たい空気や、土の香り、火の香り、畑の野菜の緑も入居者の皆さんの五感を刺激し、とてもはつらつと楽しい表情をされていました。

地域の方々は朝早くから来て下さり、カマドに火を熾したりもち米を蒸す用意をされます。入居者の方と畑の方へ行くと、早速餅つきの準備が出来ていて、本当に有り難いなーと、いつも思います。

やはり、地域との係わり無しでは、このような大イベントはなかなか難しいのが現実です。

餅つきが始まり、最初につき上がった餅から鏡餅を作り、丸もちや餡餅を取りました。

入居者の方々は、餅ちぎりが出来る人、丸めることが出来る人、どちらも出来ないけど見て楽しむことが出来る人、餅つきを見てもよく分からないのだけど楽しい雰囲気は感じられる人、と様々です。

それでも、皆さんとてもいい表情で、なにか自分なりに感じておられるのが伝わります。

見ているだけで、匂いを感じるだけで、脳の活性化につながり、いつもにない刺激でリハビリになっています。

認知症になられる前に、自宅で家族と一緒に行なっていた餅つきを思い出されたのか、餅のちぎり方をスタッフに教えてくださったり、子供達に餅の丸め方を教えてくださる入居者の方もいました。

前日に餅つきの話をした時には、餅ちぎりや丸め方もよくわからないと言われていましたが、いざ、つき上がった餅が目の前に来ると、自然と手が動かれ、説明の言葉も出てこられるのです。

つきたての餅はとても美味しく、皆さんにはのどに詰まらない様に、小さくちぎって食べてもらいました。

もちろん、緊急のために、大型の吸引機やナースの待機、入居者一人ひとりをスタッフが見守り、事故の無いように気をつけました。

今年も近くの小学校から子供達も駆けつけて、持ち丸めの手伝いをしてくれ、沢山の餅もあっという間に丸まってしまい、お昼からもおでんや焼きソバを食べて楽しい時間を過ごすことが出来て、有意義な一日になりました。

明日は、みんなで作った鏡餅を飾ります。

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2008年12月26日

餅つき大会も立派な脳リハビリ!

今年も後わずかになり、私の職場ではもうすぐ、最後の大イベント餅つき大会が行なわれます。

今年で5回目になる餅つき大会は、1回目はどれだけの方が餅をつけるのかと心配でしたが、男性の入居者の方も女性の入居者の方も、大張り切りで元気に杵を振り上げ、立派なお餅が次々に出来上がりました。

餅を丸める方も、慣れた手つきで丸められ、最初は鏡餅から始まり、次は白い餅、餡餅と楽しい時間になりました。

準備をする時に、スタッフは若い人が多く、餅つきを知らない人もいて、頼みの綱はご近所の方たちでした。

特に老人クラブの方には、もち米を蒸すところから、餅をつく最中や餅のちぎり方など、丁寧に教えて下さいました。

うすや杵を使っての持ちつきはとても楽しく有意義な時間で、入居者の皆さんはもちろん、私達にも立派な脳の活性化や脳のリハビリにつながりました。

近くの小学校の生徒さんも参加され、子供達とのふれあいも立派な脳リハビリや脳の活性化につながります。

畑の近くで綺麗な空気を吸いながら行なうお餅つき大会は、まさに五感に働きかける事ばかりです。

そうやって、毎年盛況のうちに餅つき大会が行なわれ、今年もいよいよその大イベントの時が近づいています。餅つきの準備をしながら、今年も無事楽しい餅つき大会が出来ますようにと、思っています。




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2008年12月23日

子供や動物の効果

脳のリハビリに、ドリルで簡単な漢字や計算をするのも脳の活性化につながりますが、もっと脳に効果的は、子供や動物とのふれあいや、音楽、自然を楽しむ等五感を使った過ごし方ではないかと思います。

私の勤めているグループホームにも、子供達が沢山遊びに来て下さいますが、その時のみなさんの表情はとても穏やかで、普段話が少ない方も、ご自分の昔話しをされたりして、とても楽しい時間を過ごされます。

子供や赤ちゃんを見ているだけで癒され、脳が目覚めたような感覚を、受け止めることが出来ます。

また、子供達に何か出来ることはないかと、いろいろ知恵を絞って考えられるし、子供達の表情にも気遣いをされ、元気の無い子を楽しい気持ちになるような話しかけもされています。

私達が思う脳リハビリは、何か勉強につながるものもつい考えてしまうのですが、子供達が側にいるだけで、皆さんにはリハビリになっているし、脳の活性化にもつながっているのですね。

動物も同じ効果が見られ、子供さんに対する反応に近い位いい笑顔を見ることが出来ます。

他にも、昔好きだった音楽を聴いたり、好きな花の写真を見たりと、五感に働きかけるような刺激は、最高の脳のリハビリのようです。
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2008年12月06日

普通の暮らし、一緒に料理を・・・

グループホームの生活は、普段の家の生活とほぼ変りません。

今までの暮らしの継続です。

ですから、食事の準備、掃除、洗濯と家事が主に成るのですが、皆さんにとっては生活そのものが脳のリハビリなのです。

食事作りの全てを、入居者の皆さんが出来るわけではありませんが、野菜を切ることが出来る人、ご飯をつぐ事だったら出来る人、お茶碗を洗う事が出来る、などそれぞれ出来ることを手伝って頂きます。

料理の他にも、裁縫の得意な方は洋服の繕い物をしてくださったり、
編み物をして可愛い小物を作られる方もいらっしゃり、出来ないところをスタッフが手伝っています。

認知症の軽度の方から重度の方まで一緒に生活をされていますので、皆さんの出来る範囲もそれぞれです。

また、ミラーリングといって、スタッフが行なう事を見て、自分で出来る方も沢山いらっしゃいます。

例えば、野菜と包丁を渡して「野菜を切ってください」とお願いしても、どうしたら良いか分からないと言う方も、スタッフが切って見せて「こんなふうに切ってもらって良いですか?」お願いすると、とても見事な包丁捌きを見せて下さいます。

何か一つでも出来る事で、自信を回復されて意欲的になられたり、自分の出来る事を続けていくことで、認知症の進み方が緩やかになります。

私達スタッフや、家で介護されている方もそうですが、認知症の方は何でも出来ないと決め付けてしまい、介護者が手を出しすぎる事で、その方のまだまだ出来る能力を奪ってしまっている事が多くあるように思います。




posted by ふぁみみ at 23:39| Comment(0) | 脳情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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